パスワードロッカーHDD

セキュリティ機能付きUSBポータブルHDD

管理者用ソフト対応、パスワードロック機能、保存するデータ全てを強制的に暗号化するセキュリティ機能付きUSBポータブルHDDです。

管理者用ソフトウェアSecurityUSB Manager

パスワードポリシー設定

パスワードポリシーを企業の情報セキュリティポリシーに合わせてカスタマイズすることができます。

  • パスワード文字数(1~16文字)
  • パスワードに含める文字種(英語・数字・記号それぞれの最小文字数)
  • パスワード有効期限(1~365日)
  • 過去登録したパスワードの再設定防止(1~10回)
  • 24時間以内のパスワード変更可能回数設定(1~10回)
  • 初回利用時にパスワードの強制変更を促す設定

初期パスワード設定

使用者に配布する前に初期パスワードを設定しておくことができます。さらに使用者に初期パスワードを強制的に変更させたり初期パスワードの変更を禁止させることも可能です。意図しない使われ方を防止することができます。

盗難・紛失時のデータ漏洩対策

パスワードの入力を規定回数以上間違えると、デバイスがロックされて使用できないようになりますが、強制的に初期化(ユーザーデータがすべて削除されます)をする設定も可能です。
デバイスがロックされた場合は、「レスキュー機能」でパスワードをリセットするか、初期化をすることで、再び使用することができるようになります。

パスワードロック機能の無効設定

パスワードロック機能を無効にすることで、入力装置がない業務用専用端末での利用が可能になります。
「CD-ROMのオートラン機能」が有効になっていればウイルスチェックは自動的に開始されます。
※パスワード入力画面は表示されません。
※リムーバブルディスク領域は常にアクセスできる状態です。

パスワード忘れも安心「レスキュー機能」

使用者がパスワードを忘れたときは、「レスキュー機能」を使えば、現在のパスワードをリセットすることができ、セキュリティHDDに保存されているユーザーデータを取り出すことができます。

方法1 管理者にセキュリティHDDを渡す

使用者が管理者にセキュリティHDDを手渡し、または送付します。管理者は〈セキュリティUSBマネージャー〉を使ってパスワードをリセットし、新しいパスワードを設定してから使用者に返却します。

方法2 ファイルの送受信で「解除ファイル」と「解除キー」を発行してもらう

使用者がセキュリティHDDから「レスキューファイル」を出力して管理者に送付します。管理者は管理者用ソフトウェア(SecurityUSB Manager)を使って「レスキューファイル」から「解除ファイル」と「解除キー」を作成できます。この2つがあれば遠隔地にいる使用者もパスワードをリセットすることができます。

方法3 電話等でパスワードをリセットする「解除キー」を教えてもらう

使用者がセキュリティーHDDから「レスキュー番号」を出力して管理者に電話等で連絡します。管理者はを使って「レスキュー番号」から「解除番号」を作成。電話等で「削除番号」を伝えてパスワードをリセットしてもらいます。

実行制限機能

管理者が許可したPC以外ではセキュリティHDDの使用を制限することができる機能です。
使用が許可されていないPCにおけるセキュリティHDDの使用制限は、下記より選択が可能です。

  • 使用禁止
  • パスワード認証により使用可能
  • コピーガード機能により使用可能
使用を許可するPCかどうかの判断基準
・ファイル、フォルダ、レジストリキーの有無
・MACアドレス /IPアドレス/ドメイン/ワークグループ
※上記のAND条件、OR条件、AND+OR条件で設定できます。

※セキュリティHDD(パスワードロッカーHDD/H-PLPHM3シリーズ、セキュリティHDD Model-M/H-PMPHM3シリーズ)は、コピーガード機能には対応しておりません。

使用OS制限機能

使用できる Windows OSを制限できます。古いWindows OSで使用させたくない場合等にご使用いただけます。Mac OSでの使用可否も設定できます。
※Mac OSではパスワードロック機能のみ動作します。

  • 使用禁止
  • パスワード認証により使用可能
  • コピーガード機能により使用可能

貸出期間制限機能

セキュリティHDDの使用期間を制限できます。 一時的に貸し出す場合などにご使用ください。 使用期間を過ぎるとセキュリティHDD内データを強制消去する設定も可能です。 貸出後に使用期間を延長することもできます。

ログ機能

セキュリティHDD使用状況を確認することができるログをセキュリティHDD本体に記録する機能です。
使用者によるログの閲覧/出力/削除を制限することができます。

  • 使用禁止
  • パスワード認証により使用可能
  • コピーガード機能により使用可能
・ファイル操作したPCの情報
(操作日時/コンピュータ名/ユーザー名/Macアドレス/IPアドレス)
・デバイスに関する情報
(デバイスのUSBシリアル番号、個体識別番号※裏面のシールに記載)
・ファイル操作情報
(ファイル名、ファイルサイズ、ファイル操作したプロセス名、ファイル処理*)
*開く、作成、アクセス、実行、移動、コピー、削除、リネーム

INFO BANKER

セキュリティHDDのログを収集し、データベース化する運用管理サーバソフトウェアです。INFO BANKERを導入することにより、セキュリティHDDの使用履歴管理、セキュリティHDDの棚卸し、セキュリティHDDへのファイル操作履歴管理を行うことができます。
ログはセキュリティHDDから自動的にネットワーク経由で社内サーバへ送信され、INFO BANKERの情報はブラウザ経由で確認できます

サイレント・ソフトウェアアップデート

ユーザーには通知せず、自動的にセキュリティHDDのソフトウェア・アップデートを行う機能です。アップデート時の管理者様へ問い合わせを軽減できます。

セキュリティソリューションとの連携機能

各社のセキュリティソリューションで採用している特殊フォーマットに対応

PCに情報漏えい防止などのセキュリティソリューションが導入されている環境でUSBメモリを使用する場合、USBメモリへ暗号化を含む特殊フォーマットを掛ける場合がありますが、セキュリティHDDはそのような特殊ファーマットを掛けることができる仕組みを持っていますので、セキュリティソリューションが導入されている環境であっても安心して使うことができます。

USBデバイスの識別情報の変更に対応

USBプロダクトストリングスとリムーバブルディスクのボリュームラベルを変更できます。
・プロダクトスリングス(*1):情報漏えいソリューションの認証識別子として利用できます。
・ボリュームラベル:マイコンピュータ上で見えるドライブ名が変わり、簡易的なデバイス判別に使用することができます。
(*1:USB PIDとは異なります)

その他の機能

ファイル追加

セキュリティHDDのCD-ROM領域・リムーバブルディスク領域へファイルを追加することができます。 CD-ROM領域はユーザーがファイル削除できないので、削除されたくないファイル保存に適しております。

リムーバブルディスク領域のサイズ変更

リムーバブルディスク領域(セキュリティHDDのユーザーがファイル保存できる領域)のサイズ変更することができます。 情報漏えい防止のため特定サイズ以上のファイルを保存させたく無い場合などに使用してください。

認証キー固定モード

管理者用ソフトウェアとセキュリティHDDを紐付けるためにセキュリティHDDへ認証キーを設定しますが、この認証キーはセキュリティHDDのデータを削除することで変更できてしまうため、認証キーを一切変更できないモードをご用意しています。

管理者用ソフトウェア 動作環境

対応機種 USBインターフェイス(USB2.0必須)を搭載したDOS/V機器 Pentium4 1.4GB以上のCPU 物理空きメモリ容量512MByte以上 ハードディスク空き容量500MB以上
対応OS Windows 10 / Windows 11 ※日本語OS 場合、日本語表示になります。※日本語OS以外の場合、英語表示になります。※制限ユーザには対応しておりません
その他 ※本ソフトウェアを使用する前には、本ソフトウェアならびにセキュリティ機能付きHDDを必ず最新の状態にアップデートしてください。

ご使用中のお客様専用 お問い合わせ先

ナビダイヤル

0570-080-900

【受付時間】
平日 9:00~12:00 / 13:00~18:00
※土日祝日、夏季ならびに年末年始の特定休業日を除く。
【年末年始休業日程】
休日期間:2023年12月30日(土)~2024年1月3日(水)
年末年始休業明け業務開始日:2024年1月4日(木)

※内容を正確に把握するため、通話を録音させていただいております。
(個人情報に関する保護方針はホームページをご参照ください。)

ナビダイヤルについて

弊社ではサービスサポートお問い合わせ窓口にナビダイヤルを採用しています。 全国の固定電話から1分間10円の通話料(発信者のご負担)でご利用いただける「全国統一番号」で、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供するサービスのひとつです。ダイヤルQ2などの有料サービスではなく、ナビダイヤル通話料から弊社が利益を得るシステムではありません。

  • 携帯電話からは20秒10円の通話料でご利用いただけます。
  • PHS・一部のIP電話からはご利用いただけません。
  • お待ちいただいている間も通話料がかかりますので、混雑時はしばらくたってからおかけ直しください。