組込み向けファンレスPC「リモートエッジPC」が機能拡張
インターネット経由の遠隔電源制御に対応
ハギワラソリューションズ株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:長代 輝彦)は、遠隔制御機能を搭載した組込み向け産業用PC「リモートエッジPC」の機能を拡張し、遠隔制御機能をインターネット経由で利用できるようにするアップデートを2023年11月末より開始します。
「リモートエッジPC」は、遠隔から電源制御やUSBポートの制御、各種情報の確認を可能とする遠隔制御機能を搭載することを特長とした組込み向けの産業用PCです。
自社設計による高い信頼性と長期供給で産業機器への組込みやインフラシステムなどでの採用が進んでおり、遠隔制御機能を利用するケースも増加しております。遠隔制御機能を利用する際、これまでは同一セグメント内(ルーター内)にある「リモートエッジPC」しか管理できませんでしたが、このたびのアップデートによりインターネット経由でルーター越え(NAT越え)に対応し、かつ管理できるリモートエッジPCの台数も拡張します。
遠隔制御機能 アップデート内容
インターネット経由での遠隔制御に対応
これまでは同一セグメント内(ルーター内)にあるリモートエッジPCの管理しかできませんでしたが、ルーター越え(NAT越え)に対応することで、インターネット経由でローカルネットワーク内に設置されたリモートエッジPCと通信が可能となり、遠隔制御機能を利用することができます。
通信セキュリティについては、ライセンスファイルを利用した相互認証と通信暗号化で対策しております。また、VPN接続や閉域網にも対応可能です。
遠隔制御できるリモートエッジPCの台数拡張
遠隔制御機能で管理できるリモートエッジPCの台数を2台から最大20台まで拡張します。
遠隔制御するソフトウェア「R-Link」のアップデート
リモートエッジPCに実装されたサブシステムと通信し、遠隔制御するためのWindowsソフトウェア「R-Link」のGUI(Graphical User Interface)を改良し、操作性を向上させています。
また、英語だけでなく日本語表示も選択できるようにしています。
<R-Link : 遠隔電源制御/USBポート制御画面>
動作環境
遠隔制御が可能なPC
- リモートエッジPC(BXPC-RLE01シリーズ)
- 3.5inchシングルボードコンピュータ(MBC-EHL6Aシリーズ)
ソフトウェア「R-Link」対応OS
- Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021 64bit
- Windows 10 Pro 22H2 64bit
関連情報
リモートエッジPC(BXPC-RLE01シリーズ) 製品情報サイト
3.5inchシングルボードコンピュータ(MBC-EHL6Aシリーズ)製品情報サイト
https://www.hagisol.co.jp/products/pc/detail?series_name=MBC-EHL6A
お問い合わせ先
TEL(代表):052-223-1301
ハギワラソリューションズ株式会社
〒460-003 愛知県名古屋市中区錦二丁目5番12号 パシフィックスクエア名古屋錦8F
https://www.hagisol.co.jp/
※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。