IIoT機器向けセキュリティ対策ソリューションの普及を目指し、
ハギワラソリューションズはSwissbit AGと戦略的パートナーシップを構築
ハギワラソリューションズ株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:葉田順治)は、Swissbit AG(本社:Industriestrasse 4, CH-9552 Bronschhofen, Switzerland、CEO:Silvio Muschter)と、産業用制御システムや産業用のIoT機器(IIoT機器)向けのセキュリティ対策ソリューションの日本市場における普及を目指し、戦略的パートナーシップを構築して参りますことをお知らせいたします。
今回の戦略的パートナーシップは、日本国内における産業用制御システムやIIoT機器に対し、セキュリティ対策機能を強化することができるメモリソリューションを両社が共同して提供していくことを目的としており、その具体的な最初の取り組みとして、ハギワラソリューションズ社はSwissbit社の「Secure SD Card」の日本国内における販売と製品サポートを2018年秋から開始します。
「Secure SD Card」概要
工場向けのIIoT機器や産業制御システムの分野では、近年のシステムのオープン化によって、サイバー攻撃を受けるリスクが高まっています。実際、工場内のIIoT機器や重要インフラを狙ったサイバー攻撃の被害やIIoT機器に関連する脆弱性の報告件数は増加傾向にあり、企業はIIoT機器、産業制御システムのセキュリティ対策を行うことがますます重要になります。
一般的な産業用制御システムには、ソフトウェアレベルでシステムセキュリティ機能を実装するために必要なハードウェアキーが実装されていません。
「Secure SD Card」は、スマートカードチップを搭載した産業機器向けSDカードで、IIoT機器や産業用制御システムに、簡単に信頼性の高いハードウェアキーの機能を追加することができ、システムは、SDインターフェースを介してスマートカードチップにアクセスし、ハードウェアで実装された信用されたルートに基づいてシステムセキュリティを構築することができます。
また、「Secure SD Card」はセキュアなストレージとして使用することもできます。暗号化と認証によるアクセス制限やデジタル署名によるデータの改竄防止により、IIoT機器や産業用制御システムの稼動に必要なOSやプログラムの格納、機密性の高いログデータの保存やファームウェアのアップデートツールとしての利用が可能で、さらに「Secure SD Card」との認証機能を付加することにより、ファームウェアアップデートやマルウェア感染によるシステムの不正操作からIIoT機器や産業用制御システムを保護することも可能です。
これらセキュリティ機能を実装するためのWindowsとLinux、Androidのプラットフォームに対応したSDK「Security Interface API」をご用意しています。このSDKを利用することで、それぞれのプラットフォームで動作する「Secure SD Card」のセキュリティ機能と連携したアプリケーションを開発することができます。ハギワラソリューションズ社とSwissbit社はそれらの能力を組み合わせることにより、日本の顧客個別のセキュリティ要件を識別し、最適なソリューションを提供します。
展示情報
「Secure SD Card」は、2018年5月9日から東京ビックサイトで開催される展示会「IoT/M2M展」に出展いたします。
会社概要
- ハギワラソリューションズ株式会社
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本社 愛知県名古屋市中区錦二丁目5番12号 パシフィックスクエア名古屋錦8F 設立 2011年7月4日 資本金 50百万円 代表者 取締役社長 葉田 順治 公式サイト http://www.hagisol.co.jp
- Swissbit AG
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本社 Industriestrasse 4, 9552 Bronschhofen, Switzerland 設立 2001年 資本金 50百万円 代表者 CEO Silvio Muschter 公式サイト https://swissbit.com/
※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。